心。

私は今までに、数々の「大切なもの」を無くしてきた。

その大半は、

まぁ、仕方ないよね。

と終わらせたり、

人生の勉強だと思って!

と思い、なんとか収めてきた。

中には自分から動き、なんとか丸く収まった事もあった。時間が解決してくれた事なんかもあったっけ。

しかし、一つだけ。


どうしてもどうしてもどうしても…心残りがある。

私は「大切なもの」を手に入れたが、時間が経つにつれて「不安」が生まれた。
その「不安」が「疑い」に変わったのは、数ヶ月後である。


私は全て当たり前だと思い込んでいた。



そんな私を見て、大切な物は、

私に背を向け、いなくなってしまった。


気づいた時にはもう遅くて、

手を伸ばしても、

二度と振り向いてくれなかった。


一人になってしまった私は、

一人になってようやく、愛に気づいた。


愛に気付こうとしなかった自分。



今更、後悔しても、後の祭りだった。


ようやく今、最大の愛に気づき、感謝を覚えた。


しかし、




遅かった。



もう、私の目の前には、すでにいない。



あともう少し早く、気づくのが早ければ。


違う結果だったのかもしれない。


あくまで、結果論だが。



今までの人生の中で、一番取り返しのつかない、後悔する出来事かもしれない。


残してくれた「愛」


ありがとう。

ごめんなさい。




もし。



もし、今世紀、縁がなかったとしたら、

来期では必ず一緒になろう。


何十年、何百年先になるかわからない。

日本なのか、はたまた人間なのかわからない。


でも、私は信じて、来期まで待つよ。


もし、今世紀に縁があったとしたら、

その時は愛情たっぷりと抱きしめてあげたい。


ありがとう。



幸せになろう。